なぜギャンブル感覚のFXでは駄目なのか

投資とは、決して丁半博打のようなギャンブルのことではありません。FXトレーダーの中にはバイナリーオプションが大好きで、ギャンブル感覚で勝負をしている者も中にはいます。しかし、投資をギャンブル感覚で行うことは良くありません。それでは駄目なのです。

なぜ駄目なのかというと、何の勉強もせずに単なる勘頼みのギャンブル感覚で投資を行うと、勝率は50%に収束してしまうからです。ところがバイナリーオプションを見ても分かる通り、勝率50%では絶対に利益は手元に残らないのです。ですから外国為替市場で勝って儲けるためには、とにかく勘頼みの取り引きではいけません。確かにFX投資では、大きく勝って小さく負ければ利益は出ます。

たとえ1勝9敗の勝率10%でも、十分な利益を手に入れることもあります。しかし大きく勝つためには、それこそ日々の勉強や努力が必要になるのであり、絶対に勘頼みでは駄目でしょう。それは、損失を可能な限り小さく抑えることについても同様です。所詮ギャンブル感覚のFXでは、勝つ時に可能な限り大きく勝つことなどはできませんし、負ける時に可能な限り損失を小さくすることなどもできません。

だからこそ、ギャンブル感覚で取り引きを行ってはいけないのです。FXで儲けるためには、とにかくファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などが必要になるのです。そうした分析を無視して勘だけで取り引きしても、大負けして市場の肥やしになるのは時間の問題だと心得ておくべきでしょう。

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